マザーグース アメリカ、イギリスの童謡! 唄を楽しむ

マザー・グース (Mother Goose) は、英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡の総称です。生活でもマザーグースから引用された言葉を聞くことがあるかもしれません。教養を広げることにもつながるので気軽に呼んでみてください。

MOTHER-Moon

600から1000以上の種類があるといわれるマザー・グースは、階級に関係なく親しまれています。聖書や英米の文化とも密接な関係があります。

マザーグースを通して英米の文化を知ることさえできるのです。

今回はたくさんある唄の中からいくつかを紹介したいと思います。

ハンプティー•ダンプティ (Humpty Dumpty)

Humpty dumpty falling of the wall with the sky and clouds behind

Humpty Dumpty sat on a wall, ハンプティ•ダンプティが、塀にすわる。

Humpty Dumpty had a great fall; ハンプティ•ダンプティが、ドンと落ちる。

All the King’s horses and all the King’s men 王様の馬も家来も全員集まり、

Couldn’t put Humpty together again. ハンプティをくっつけたがもどらない。

元々は卵が正解のなぞなぞだったようですが、今ではみんなハンプティ•ダンプティを知っているのでなぞなぞとしては使われていませんね。

humpにはこぶと言う意味があり、18世紀にはハンプティ•ダンプティは『ずんぐりむっくり』と言う意味のスラングとして使われるようになりました。

アリスインワンダーランドの映画に登場したハンプティ•ダンプティもすごくずんぐりむっくりでしたね。

メェー、メェー、黒い綿羊さん (Baa, Baa, Black Sheep)

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Baa, baa, black sheep, メェー、メェー、黒い綿羊さん、

Have you any wool? 羊毛はあるかい?

Yea, sir , yes, sir, はい、はい、おまかせ、

Three bags full. 袋に三つ分。

One for the master, 一つはご主人、

And one for the dame, 一つは奥様、

And one for the little boy 残る一つは、向かう家の

Who lives down the lane. 坊やの分。

この唄は歴史的背景をもとに作られたと言われていて、当時のwool tax(羊毛税)が関係していると考えられています。3つ袋に入った羊毛があっても、一つはご主人、もう一つは奥様にとられてしまうので、向かう家の坊やには1つ、つまり収穫の3分の1しか行かないと言う社会風刺的な作品であると言われています。

「But none for the little boy who cried in the lane(路地で泣いてる少年には何も残らなかった)」と言う歌詞のものもあったと言われています。

結構深い意味があり、なかなか知ってしまうと楽しくは歌えそうにありません笑

 

ゴサムの三賢人 (Three Wise Men of Fotham)

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Three wise men of Fotham ゴサムの街の三賢人

went to sea in a bowl; お椀を漕いで、海に出た。

If the bowl had been stronger  お椀がもっと頑丈だったら、

My song had been longer. この歌ここで終わりゃしない。

昔、ゴッサムの村の近くに道路を作ろうと国王は税金を集めようとし、村に使者を送ったのですが、村人は言葉が通じないふりをして乗り切ったとされています。それからは『ゴサム村の村人はは愚か者だ』というイメージがついたそうです。




 

チック、タック、トック(Hickory, Dickory, Dock)

Hickery dickery dock

Hickory, dickory, dock,  チック、タック、トックと鳴る時計、

The mouse ran up the clock. ネズミがたったと駆け上がる。

The clock struck one, 時計がボーンと一時を打てば、

The mouse ran down, ネズミはとっとと駆けおりる、

Hickory, dickory, dock.、チック、タック、トックと鳴る時計。

音遊びの歌です、チック、タック、トックが英語の響きでリズム良く歌に組み込まれています。たくさんのシリーズがあり、ネズミ以外の動物がでてくるものもあります。

トムや、トムや、笛吹きのせがれ (Tom, Tom, the Piper’s Son)

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Tom, Tom, the piper’s son, トムや、トムや、笛吹きのせがれ、

Stole a pig and away he run; 豚は盗んでとんずらし、

The pig was eat, 豚は食べられ

And Tom was beat, トムはぶたれ、

And Tom went howling down the street. 通りをトムは泣き泣き走る。

 

特に意図的に隠された意味はないらしいのですが、子供を万引きするのから遠ざけるための、警告として作られた唄だとされています。

しかし、個人的に出はあるのですが、生きるために豚を盗んだら、その報いとして報復を受けると言う、社会の原理の様なものがこの唄のなかに見える気がします。

 

まとめ

ここに紹介した意外にもたくさんの童謡があります。マザーグースについては考えさせられることがとても多いです。さらに、昔のイギリスの社会をこれらを通して見ることができる様な気もします。

ただの言葉遊びだったり、隠された意味があったり、もしくは作者が特別意味を持たせたわけでないのに、何か考えさせられるものがあったり、マザーグースは奥が深い!

だから階級に関係なく親しまれたのかもしれませんね。



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nishibu

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オーストラリアの高校で3年を過ごし、大学へと進学。趣味は旅行と映画で、今までに行った国はイギリス、アメリカ、オーストラリア、イタリア、スペイン、韓国 etc。このサイトで実際に体験したことや、海外のホームページから翻訳して記事を書いています。

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